EAPを活用したメンタルヘルス対策のススメ

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事業外資源によるケア(外部EAP)

企業の健康増進を目的とした活動を行う、外部EAPについて説明。専門機関の概要や導入メリットをまとめています。

外部EAPをメンタルヘルス対策に取り入れる

メンタルヘルス指針における「事業場外資源によるケア」とは、外部EAPをはじめとする事業場外の様々な機関や専門家が必要に応じて行う、心の健康づくり対策を支援する為の活動をいいます。

  • 心の健康相談
  • カウンセリング
  • 教育研修
  • 情報提供
  • 復職支援

近年注目を浴びているのが、外部EAPプロバイダと呼ばれる専門業者です。

事業場外資源の活用については、実際の治療を行う地域の専門医(精神科、心療内科)等もあります。ですが、EAP専門機関であれば、セルフケア・ラインケア・産業保健スタッフによるケアを包括的に援助し、企業全体の健康増進を目的とした活動を行ないます。

職場での心の健康対策に取り組む場合、時に専門性や第三者の介入が必要かつ効果的なケースが発生します。職場内だけでは解決できない問題が起こった時、速やかな対応が取れるよう外部資源とのネットワークを形成しておく事が理想的です。

EAP専門機関の概要

外部EAPをメンタルヘルス対策に取り入れる包括的な外部機関として、EAPという従業員支援プログラムがあげられます。

EAPというのは、Employee Assistance Program の略。もともとアメリカで生まれたこのシステムは、アルコール依存や薬物中毒の対策として、先進企業が導入したのが始まりだと言われています。

現在では、労働者の仕事上のパフォーマンスに影響を与える個人的問題(ストレス・健康・家族・アルコール・経済的・法的・心理的なもの等)を見つけ、解決する為の援助を行うのが目的です。

結果として企業全体の在り方や人材の活かし方が格段に良くなり、経営や業績にも良い影響を与えるため、多くの企業が外部EAPの支援を受けるようになりました。

アメリカの経済紙「フォーチュン」が選んだ500社のうち、95%がEAPサービスを受けているとされ(1997年)、日本でも徐々に利用する企業が増加してきています。

EAP専門機関は、専門的なプログラムや人材、経験を備えており、社内プログラムの構築の支援、業務委託などを行います。事業所内部の専任スタッフが、より深い専門知識を得たいという時にも、外部EAPの活用は大変有効です。